アメリカで病院に行った時、問診票の項目の多さにびっくりしました。
病院にかかるときの一連の流れとともにご紹介します!
お会計が日本とはちょっと違っていて、まだ慣れないです!
通院の一連の流れ
まずアメリカで病院にかかろうと思ったら、基本的にはこのような流れになると思います。
(渡米後1年で皮膚科1回、歯科2回、urgent1回、不妊治療n回行って全て同じでしたが、違うところあったらごめんなさい)
〜診察の日の例〜
【事前準備】
① 自分の保険が使える病院を探す:保険のサイトなどで検索できると思います。
② 病院に電話をかける →大きな病院であればここで新患登録などをする
③ 予約を取る
④ 案内があれば事前に病院のサイト等で保険証の登録や問診票の記入を行う
【診察当日】
⑤ 時間通りに病院の受付に行く
⑥ 問診票の記入や、身長体重血圧などの測定、看護師からの質問など
⑦ 診察
⑧ 次回アポ取り →帰宅
【診察後】
⑨ 処方箋が出ていたら薬局で薬受け取り
⑩ 請求があれば支払
〜検査だけの日の例〜
【事前準備】
① 案内があれば事前に病院のサイト等で保険証の登録や問診票の記入を行う
【診察当日】
② 時間通りに病院の受付に行く
③ 検査 →帰宅
【診察後】
④ 検査結果が届く
⑤ 必要があれば次回アポとり
⑥ 請求があれば支払
大体日本で病院にかかるときと同じなのですが、大きく違うなと思うところは、以下の通りです。
- 検査結果が出るまで病院で待ったりしない。
- 処方箋は直接自分が指定した薬局に届く。帰り道にピックアップ!
- その日にお支払いはしないので、やること済んだら帰宅!
結果の受け取り、処方箋の対応についてはまた別記事にしようと思いますが、とりあえずお会計がその日にはないので、新しい病院に行くたびに食い逃げ?みたいな気持ちになってドキドキします笑
なぜお会計がその日にないかというと、アメリカではそれぞれの保険によって精算が異なるから。病院と保険会社がやりとりをして、最終的な支払額が決まったら請求がきます。
支払いはあるのか、果たしていくらになるのか、それがわかるのは随分先になります。。すごく不便だと思うのですが、アメリカ人的には気にならないんでしょうね。
ちなみに膀胱炎でUrgentにかかったときは半年後にメールで請求がきました。
不妊治療はいつも病院の患者ポータルに出るのですが、診察から 1ヶ月くらいで保険適用前金額が表示され、その後数週間で保険適用後の金額が表示されるので、なんだか祈るような気持ちです!
一度だけ例外があったのは、胚移植①の後に行った鍼治療。
不妊治療のセンターの中に鍼治療施設があって、移植の案内と一緒に案内があったのでやってみたのですが、これだけは当日に一旦全額支払い、領収証をもらって後日自分で保険会社にClaimしました。現在審査中ですが、なんでこれだけ違ったのかは私には分からずでした。普通の病院とは違うのかな?(全額支払うことに関しては事前に鍼治療の受付の方からも案内があり、金額も90ドルだったので何も問題はありませんでした!)
問診票で聞かれること
問診票は事前にオンライン上で記入することもあれば、当日紙で書くこともあります。
オンラインで、聞かれること多すぎない??って思いながら書いても、当日紙で同じこと聞かれたり、それらの情報は結局誰か見たのかもよくわかりません。でも書くしかないです😭
以下の問診票は家の近所の総合病院の問診票を参考に書きました。もちろん歯医者さんではこんなに細かく聞かれませんでした!笑
問診票で聞かれることリスト
【患者情報】
名前 /Name
住所 /Address
年齢 /Age
性別 /Sex
誕生日 /Date of Birth
電話番号 /Phone
人種 /Race
民族 /Ethnicity
言語 /Language
主治医 /Primary Care Doctor :名前、住所、連絡先
【健康に関すること】
手術歴 /Procedure/Surgical History :いつ、手術内容、麻酔の種類
飲んでいる薬 /Medications :名前、頻度、目的
アレルギー /Allergies
予防接種歴 /immunizations :いつ、内容、回数
【日常に関すること】
アルコール /Alcohol :量、頻度、種類、飲み方等
電子タバコ /Electronic Cigarette/Vaping :種類
タバコ /Tobacco :種類
運動 /Exercise :時間、頻度、内容、自己評価
趣味 /Hobbies/interests :運動、社会的な趣味、その他
【仕事】
直近の職業 /Previous employment/school
職業のステータス /Status
活動レベル /Activity Level
学歴 /Highest education
危険な作業 /Hazardous equipment operation
【家庭の環境】
婚姻状況 /Marital Status
配偶者、パートナーの名前 /Spouse/Partner name
同居人 /Live with
子供の数 /Number of children
居住環境 /Living situation
家の設備 /Home equipment
家庭内のアルコール濫用 /Alcohol abuse in household
家庭内の薬物乱用 /Substance abuse in household
家庭内での喫煙者 /Smoker in household
家庭内での傷害、虐待、ネグレクト /Injuries/Abuse/Neglect in household
家が危険だと感じるかどうか /Feels unsafe at home
助けてくれる家族、友人 /Family/Friends available to help
家庭内の家族への懸念 /Concern for family members at home
家族の主な病気 /Major illness in household
経済的な懸念 /Financial concerns
テレビ、コンピューター、ゲームの使用への懸念 /Concerns over TV/Computer/Game use
【栄養、健康】
食事のタイプ /Type of diet
体重を減らしたい希望 /Wants to lose weight
睡眠に関する懸念 /Sleeping Concerns
ストレスを強く感じている /Feels highly stressed
【性】
性関係の状況 /Sexually active
性自認はなんですか? /What is your current gender identity?
性感染症の既往歴 /History of STD
コンドームの使用 /Uses condoms
避妊法の詳細 /Contraceptive Use Details
【保険情報】
保険会社 /Insurance Company
保険番号 /ID
契約者 /policyholder
契約日 /Effective date
病院との連絡
病院との連絡手段も、日本と少し違うなと思いました。
他の病気での通院はわかりませんが、不妊治療においては、初回と、検査や手術など直接何かしてもらわないといけない場合を除いて、病院に行く必要はありません。
主治医とは必要な時にオンラインで診察がありますが、それ以外の時は全て看護師とメール!もしくは電話。
疑問点がある時はこちらからメールを送るし、術前の注意事項や日々の投薬の指示などもメールか電話がきます。日本だと毎回医師に会う必要があることの方が多いので、すごく楽ちんだなと感じました!
あれ聞きそびれたけど次回診察は2週間後だ、、とかそういうことが起きないです。
最後に
アメリカでの通院は言語的な問題で少し不便だなと思う一方、診察や待ち時間などがかなり少なくて合理的だなと感じることも多いです!ただ、医療費の請求の遅さだけは本当にどうにかならないのかな笑
次は、ジェットラグ事件!
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